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第5腰椎について


第5腰椎すべり症のほとんどは名前の通りの部位の分離症が元になる病気です。腰椎とは、骨盤の上に積み木のように積み重なっている骨のことを言います。

この腰椎は極めて緩やかにS字のカーブを呈していますが、このやわらかさが体の様々な動きや負荷をささえる体幹としての役目を担うために重要であることは言うまでもありません。


腰椎分離症は、腰椎の関節を構成している骨が疲労骨折などを起こして切れてしまった状態です。特に子供の頃、過激な陸上スポーツをするなどして腰に大きな負荷をかけたことが原因となって発症するケースが多く、第5腰椎に見られることがほとんどです。

分離症では、体幹を反らせるような姿勢を取ることで痛みを訴えます。あるいは長時間立位を持続したり、デスクワークをしたりすることでも発症します。

しかし、腰椎が分離してしまっても必ず痛みを覚えるということはなく、自覚的な痛みが全く無いままでスポーツを続けている人もいらっしゃいます。

つまり、分離症から第5腰椎すべり症へ進行してしまった状態で初めて診断を受けるという場合が多いということが言えます。第5腰椎すべり症ではレントゲンでの画像検査による診断が可能です。

また多くの場合、初めは保存療法を用いての治療をし、そのまま改善する例も多くあります。保存療法では安静にしてコルセットや痛み止めを投与したり、痛みが少なければ物理療法や筋力の強化などを用いて治療を継続します。

筋力強化やストレッチなどのリハビリ療法は改善へのステップアップする上でとても重要になってきます。腰椎のすべりを押さえ、患部の周りを刺激しないようにするためには、特に腹筋の鍛錬が重要視されています。

改善してきて、また治療で通院することがだんだんと減ってきても、自宅などでのリハビリを継続することは大切です。また、食事の偏りを正し、テレビを見る場合の姿勢などにも充分に気をつけていくことが必要になってきます。

中川式腰痛治療法