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第4腰椎について


腰痛は二本足歩行を行い、立位で思考することが出来る人間にとっては宿命的な病気です。また特に現代人にとって、筋肉の疲労、腰椎椎間板の変性、椎体の弱体化など、多くの原因が腰の部位のアンバランスをもたらしやすくなっています。

腰の病気は女性にとっても発症しやすく、また治療が難しいものです。特に女性に多い腰痛の症状が、第4腰椎すべり症です。第4腰椎すべり症は、脊椎分離を起こす腰椎の分離症とは違い、椎間板の変性等が原因で椎体がずれてしまう症状を言います。

変性が原因であることから、高齢の方に多く、また女性の第4腰椎に最も多く発症します。椎体の変形、骨棘形成が起こり、筋力の低下をもたらして不安定性が増強されてしまい、強い痛みなどの症状が現れる傾向を持つ病気です。

腰の痛みや下肢のしびれ感、疼痛などが主な症状ですが、一般的に初期では腰の痛みというケースが大多数です。

そしてまたこの腰の痛みは強いものではなく、重さ、だるさなどの訴えがほとんどで、下肢の症状にしても、腰椎椎間板ヘルニアやぎっくり腰のような激しい痛みではなく、両膝の後ろの筋肉が突っ張ったり、長距離の歩行がつらい、というような鈍い感覚に襲われることが常です。

またそれだけに治療を遅らせてしまうというケースも多くあります。脊椎自体の不安定性が大きくなってくると、すべっている箇所も増長してきます。このことから、神経が引っ張られ、圧迫されたりして強い下肢の症状を訴えるようになる場合があります。

第4腰椎すべり症の治療の基本は保存的治療法です。程度の軽い場合ではコルセットを装着して腰椎の安定をはかり、また同時になるべく安静にします。痛みがあるときには消炎鎮痛剤などで炎症を抑え、痛みを軽減させます。

痛み止めの薬剤が効果がなく、痛みも激しい時は神経ブロック療法を、またそれでも効果がないときには手術療法を行って、神経圧迫をしている脊椎の一部を切除し、また人工靱帯を用いて脊椎間の動きを抑えます。

中川式腰痛治療法