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分類について


脊椎すべり症には、大きく分けて、2つの分類があります。脊椎すべり症の分類のうち、背骨を接合している脊椎骨が分離した状態、または切れた状態になっているものを脊椎分離すべり症と呼びます。

また、分離はなく、椎間板の変性が原因で、背骨の関節が変形してしまうものを、脊椎変性すべり症と呼びます。特にこの病気は女性の患者が多いのが特徴です。

高齢化によって、背骨同士をつなぐ役目の関節が変性してしまうことが主な原因です。また、脊椎分離すべり症の場合は背骨が脊柱を通る神経を圧迫して、坐骨神経痛を併発したり、下肢までだるさやしびれを起こすことがあります。

また、腰痛の症状も出ないが足や腰がしびれる、という方も多く、この場合は腰部脊柱管狭窄症に進行したと見られます。腰の痛みがある場合にはまた、ヘルニアになっている可能性もあります。

これら脊椎すべり症の症状のうち、比較的若い時期、少年期に発症するのが最も多いのが脊椎分離症です。激しいスポーツをしたために疲労骨折を起こしてしまうものですが、骨折をしてもそのまま症状が無い場合も多くなります。

またそのまま成人してから腰の痛みが起き、分離症であることが分かるまでに、十年以上もかかる場合があります。腰の痛みがなくても、ちょっとした違和感などがあるケースは多いでしょう。

ですが、ほとんどの方は脊椎すべり症に気づかないまま放っておいてしまい、成人後、なかなか癒着は難しいという状況になってしまいます。筋肉、そして靭帯がより強い方であれば、一生痛みが出ないという方も少なくありませんが、ほとんどの場合、脊椎すべり症の治療をする必要があります。

主な治療方法としては、どちらも最初は保存療法が主体となります。鎮痛剤の投薬、コルセットの装着などで、十分に刺激を抑え、自然な治癒力をも期待します。

しかし症状が重く、足の痛みや筋力の低下などの神経症状があるという場合には、脊椎を固定する手術療法を検討します。手術を勧められるようになると、なかなか否定もできないケースが多くなります。

中川式腰痛治療法