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体操について


すべり症の治療を長く続けてきたけれど、改善の気配が見えないというケースでは、体操などを取り入れて、実践すると効果があるという意見は多くあります。

意外と知られていませんが、すべり症に効果のある体操は豊富にあります。簡単なものでは、体を前に倒して行う前屈体操です。ですが、すべり症の症状が酷い方は、体を前に倒すと痛みを発する場合が多いので、痛みがある場合は無理に行うことはありません。

ある程度、痛みが引いた時点で、少しずつ自分のペースで行うようにしてください。やり方はただ、前屈をするのではなく、このときのポイントとして、膝は必ず伸ばした状態で行うこと。

そして、厚めの本を足元におき、その上に指先をかけて、少し傾斜をつけて行うというやり方です。もし、金銭的に余裕のある方は、ストレッチボードを購入されて、実践されるとより効果が上ります。

そして、膝は伸ばし、傾斜をつけた体勢が整ったら、少しずつ体を前に倒していきます。この時、腰椎を広げるイメージで前に前屈をしていくと良いです。これを1日30回×5セット位を目安に行うようにします。


その他に、足首のストレッチや手首の体操などがあります。より患部に近い股関節や肩の関節のストレッチも効果があります。

しかしこのような簡単なものでも、間違えて無理をしてしまうと、すべり症の症状を悪化させる原因となってしまいますので、油断は禁物です。腰という部位は常に動作をする上でポイントになる部位です。

その分動かさないで体を動かすということには、最初はためらいや難しさが多く出ます。最初はコルセットを装着して動作を制限することから始めることが、安全に開始するポイントとなるでしょう。

体操と運動も兼ねた方法としては、水中での動作などもあります。水中では腰への重力による負担が無いため、極めてすべり症に効果が高いと言われます。

水中リハビリでは特に、溺れてしまうようなことが無いように、出来るだけプールの浅い場所での体操や運動をすることが重要です。水中となりますとプールに通わなければならず、常に不便であるという方もいらっしゃることと思います。

しかし、重力の影響を受けることない水中での運度は、すべり症を改善させるために必要な筋力をつけることには効果を発揮しません。ですので、初期のリハビリは水中運動などはとても良いですが、痛みが落ち着いてきたら、重力のかかる場所でトレーニングをするようにしましょう。

また、他にも水を利用するものとしては半身浴などがあります。十分に汗を掻いて新陳代謝を良くすることで、全身の活性化を図ることが可能です。体操療法では毎日欠かさず続けることが、すべり症を改善させるポイントになってきます。

仕事が忙しく、なかなか通院する日だけというように制限しなければならない場合を除いては、たまに制限することはあったとしても、同じメニューを出来るだけ毎日欠かさず消化することが最も効果的です。

体操とは観点が異なりますが、無痛整体などはほぼ同じものではないかと考える方も多いでしょう。しかしこの場合、他人から体を勝手に弄られるというイメージが強く、敬遠される方も多いようです。かかっても問題ないかどうかをよくチェックした上で決断することも必要です。

中川式腰痛治療法