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種類について


主に脊椎に出る病気として知られているすべり症ですが、この病気には様々な種類があります。腰椎に表れた場合は「腰椎すべり症」、頚椎に表れたら「頚椎すべり症」といった具合に、発症した場所によって病名が変わります。

また、股関節にも出ることがあり、その場合も股関節の大腿骨頭に現れることから、「大腿骨頭すべり症」という病名が付けられます。それ以外に名称が変わる条件として、腰椎のずれかたによって病名は変化します。

すべり症を発症すると腰椎が主に前方にずれ込みますが、そのずれ込みは身体のある部位が傷つくことによって引き起こされます。

例えば、腰椎と腰椎を結ぶ椎間関節が折れることによって、腰椎がずれてしまった状態を「分離すべり症」、椎間関節に異常はないが、椎骨と椎骨との間にある椎間板が変形した場合は、「変性すべり症」と病名が変化します。

このようにすべり症と一口に言っても、発症した原因などによってその種類はいくつも分かれていきます。

すべり症は発生した場所や椎骨がずれた原因などによってその名称が変化しますが、それによって痛みが出る場所も当然変わります。

それぞれの治療法も症状の進行具合やその他の要因で変化するので、治療の際はしっかりと臨むようにしましょう。

基本、すべり症の治療はコルセットなどを使用した装具療法、腰椎をサポートするために筋力をつける運動療法、血行を改善するための温熱療法など様々ありますが、まずは、崩れた体のバランスを正すことが一番大事です。

そして、アンバランスになった体をしっかりと整えたら、腰椎周りをサポートできる筋力をしっかりとつけていくことが改善の早道です。よく、整形外科などに行くと、コルセットをして絶対安静にしていなさい、と指示をされることが多いと思います。

確かに痛みが酷い急性期の場合はコルセットで固定して安静にしていることは必要ですが、いつまでも安静にしてばかりいると、腰椎周りをサポートしている筋力が落ち、返って症状を悪化させてしまうことがほとんどです。

ですので、いつまでも安静にしているのではなく、ある程度痛みが引いてきたら、積極的に運動療法などを取り入れて、体のバランスと筋力を付けることがとても大事になってきます。

すべり症は年を取ればとるほど完治させることが難しくなっていきますが、完治させるためには体のバランスをしっかりと整え、腰椎周りをサポートできる筋力をつけ、諦めないで治療を続けていくことが大切です。

中川式腰痛治療法