TOP > すべり症 > 整形外科について

整形外科について


腰痛が酷くなって困る、我慢出来ない、自己診断の結果、すべり症の可能性が高いというような場合、それら多くの方はまず整形外科でレントゲンを撮って症状を確かめ、また診断結果を確認することと思います。

その時、医師に対しては、少し無理をするとすぐ腰の痛みが起きてしまう、特に後方への屈伸が痛む、等、自覚症状を細かく説明する義務があります。整形外科では、レントゲンでほぼすべり症の症状が分かりますが、MRIなどでより詳細を調べる必要がある場合もあります。

またその後は、すべり症の症状によって色々な療法が適用されます。整形外科ではコルセットや安静療法、鎮痛剤を服用する痛み止め療法、温熱などの理学療法、下肢をひっぱる牽引療法、ブロック療法などが主な保存療法になります。

整形外科へ通院して治療する方法がほとんどですが、コルセットや安静にする場合には自宅などでの生活指導を受けます。ブロック注射は症状の緩和に優れた効果を発揮します。 また、神経に直接注射を打ちますので、注射の痛みを除いて副作用の心配がいりません。

このような保存療法を一定期間問題なく消化しても有効でない場合、つまり下肢にまで痛みや痺れが起こるようにまで進行したり、坐骨神経痛にまで発展するようになると、手術を検討することが多くなります。

手術をする場合、医師に薦められてすることがほとんどですが、患者の方から積極的にアプローチをしてすぐにでも手術をするというケースもあります。

仕事が控えている方などは特に傾向が強いようですが、あまり無理に頼んでも無理と言われる場合もあるでしょう。整形外科での治療、入院等は決められたスケジュールに従い、医師と患者が連携しあってこそ上手く行くものです。

診察予定に現れなかったり、生活指導内容をおろそかにしたケースでは医師からの信頼も失ってしまい、治療内容がちぐはぐになる恐れも十分にありますので、まずは医師のいうことをよく聞くことが何よりも大切です。

また、すべり症の手術には、固定術や開放術などが一般的ですが、中には金属を使用したインストルメンテーションという方法を用いる場合もあります。ですが、出来ることなら手術は避けて欲しいというのが本音です。

何故ならば、ある医療機関のデーターによると、すべり症の手術をされた90%以上の方が、1ヶ月~3ヶ月以内に痛みやしびれを訴え、再発してしまっているからです。

それでは、手術で治せないのであれば、一体どうすれば治せるのか。それは、多くのスポーツ選手に答えがあります。実は、多くのプロスポーツ選手はレントゲンやMRIなどの画像診断で、すべり症や腰椎分離症の症状を発症している方は多くいます。

しかし、画像上には分離、すべりを起こしているにも関わらず、痛みを発症しない方も多くいます。その選手たちの共通点を見てみると、どの選手も腰椎周り、背筋群の筋力が人よりも強く、そして大きく発達していることが分かります。

実は、すべり症を改善させるには、腰椎周り、背筋群の筋力をしっかりと鍛え、筋肉のコルセットをしっかりと作り上げることが大事です。体のバランスをしっかりと整え、腰椎周りの筋力をしっかりと付けることにより、多くのすべり症患者さんが改善されています。

もちろん、手術を全て否定するわけではありませんが、再発してしまっている方が多いという事実、そして、筋力のコルセットを体に身に付ければ、画像上、分離、すべりがあっても痛みを発症しないことがあります。

ですので、痛みが酷いからと言って、すぐに手術を決断するのではなく、よく考えてから行動に移されることをお薦め致します。

中川式腰痛治療法