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腰椎変性すべり症


腰椎変性すべり症は、中年以降の女性に好発する病気です。また、好発部位は第4番目の腰椎です。その原因は明らかにされておりませんが、多くの患者さんは加齢とともに腰椎の椎間板や関節、靭帯などが緩み、腰椎への支えを失っていくことから、不安定性をともなって起こすことが多いようです。

また、その結果として脊柱管が狭窄することで神経が圧迫され、特徴的な症状である坐骨神経痛などが起こります。初期症状は鈍いような腰の痛みが主なものですが、次第に脊柱管の狭窄による間欠跛行が起こってきます。

間欠跛行とは、長い距離を歩くことで痛みやしびれが起こり、しゃがみこんだりすることで症状が軽減され、また歩くことができるようになる症状を言います。また、安静にしていることもできずに鎮痛剤を投与し続けなければならないようにもなる場合があります。

腰椎変性すべり症の治療は保存療法が主な治療方法です。腰の痛みが強いようであれば、横になって安静を保ったり、動作する場合にはコルセットを装着して患部の動きを制限したりします。

また、消炎鎮痛剤などを継続的に内服することで痛みも緩和してくるようになると、衰えてきた筋肉を鍛えるために主には腹筋などの筋肉ストレッチやトレーニングを行います。

それでも痛みがある場合、ブロック注射をして痛みの伝達をブロックさせ、血行を高めて様子を見ることもあります。

また、リハビリの一環として食事療法、肥満の制御なども大切です。食事療法では主に腰椎を丈夫にするようなもの、筋肉に効果のある食事などを義務付けます。

肥満は腰椎への負担を増強し、リハビリにとっては命取りともなりかねませんが、急に間食を控えるなどの無理のないように、徐々に制限していくことが必要になってきます。

痛みがひどく、腰椎変性すべり症の手術をする場合は、椎骨間を固定する固定術、または除圧のみを行う方法が主に用いられます。入院期間は一ヶ月程度は必要ですので、色々な準備も大切になってきます。

中川式腰痛治療法